小説や映画の鑑賞と物書きの仕事

主なトピックは小説と映画です。作品のあらすじや感想、創作や執筆に纏わることなどを書いています。

紙媒体とWeb媒体の違いを理解して文章を書く

Webライティングでは、Webサイトの特性を知ることが大事だ。
福田多美子氏の著書『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』(ソーテック社)を読むと、一通りのことを学べる。福田多美子氏のペンネームは、ひらがなで、ふくだたみこ。

Webメディアには、紙とは違う特性がある。
福田多美子氏は、「検索される、一瞬で嫌われる、縦スクロール」という3つの特徴が、Webメディアにあると述べている。
検索されることはWebメディアの一番の特徴と言えるだろう。検索結果で上位表示させるための対策がSEOであり、Webメディアに掲載する記事を書く際は必ずと言っていいほど意識される。

検索者の多くは、第一印象による一瞬の判断で、表示された記事を読むかを決める。ファーストビューの第一印象が良ければ、スクロールしてもらえる。スクロールして読むか、すぐに離脱してしまうかは、ファーストビューの第一印象の影響が大きい。

どんな画像を使っていて、どんなキャッチコピーなのかが、決め手になる。
レイアウトや画像などの印象が良いと、検索により初めて訪れた方から閲覧してもらえる可能性が高くなるであろう。Webサイトの記事では、タイトルや見出しなどを書く際に、キャッチコピーのセンスも要求される。

紙媒体の場合は一覧性があり全体を見渡せるが、Web媒体は縦スクロールのメディア。Webサイトの場合、基本的には下へスクロールしながら読む。
Webライティングでは、順番に読み進めることを前提に、ストーリーを設計する必要がある。求められる順番に情報を並べていくことが大事。
スクロールしながら気持ちよく読めるような構成を心掛けることが必要だ。

Webメディアでは、記事ごとにキーワード選定をする。
その際、ビッグキーワード1語を狙うより、ロングテールの複合ワードを狙うほうが、SEOライティングで失敗するリスクは減る。
ロングテールキーワードとは、月間検索数が数十回のキーワードのこと。検索数が少ない代わりに、競合も少ないので、割と早く上位表示される可能性がある。
ビッグキーワードは、大手企業が上位を独占している場合があるので、ビッグキーワードによる上位表示は簡単ではない。
ロングテールキーワードで記事を書くときは、ビッグキーワード以上にユーザーの意図を考えることが大切だ。ロングテールの複合ワードは、ビッグキーワードよりも検索意図が明確であると考えられる。

Webメディアにおいても、最終的には良質で有益なコンテンツを作ることが重要だ。
良質とは、そのWebサイトにしか書けないオリジナルコンテンツと解釈される。検索上位のWebサイトに書いてあることが同じでは、見て回る意味がない。検索者は、Webサイトの強みやオリジナリティーを比較検討する。

有益とは役に立つかどうかという意味。
Googleが世界一の検索エンジンであり続けるのは、検索ユーザーが欲しがっている情報を的確に表示できるから。
つまりGoogleが検索順位を決定する際に重視するのは、役に立つオリジナルコンテンツであるのかということ。

紙媒体にしろWeb媒体にしろ、文章を書く際は、構成力や、目的に応じて書き分ける文章力が必要だ。
文章が長くなるにつれて、構成力が問われる。福田多美子氏は、Webメディアに掲載する文章に関して、「総論・各論・結論」という文章構成を勧めている。

文章は、一般的に主観的な文章と客観的な文章に分けられる。
福田多美子氏は、Webサイトに掲載する文章に関しても、ページや目的に応じて、主観的な文章と客観的な文章を書き分けることが大事と述べている。

福田多美子氏は、主観的な文章の代表として、日記、手紙、感想文を挙げている。ブログも主観的な文章だ。
客観的な文章の代表は、新聞、レポート、取扱説明書など。
コラムなどは、主観と客観を織り交ぜて書くことになる。

主観的な文章には親近感があり、客観的な文章には説得力がある。正しく理解して、書き分けることが大切だ。